創建1300年の歴史を誇る奈良・興福寺。世界文化遺産でもある名刹での早朝の貸し切り拝観を今年も開催します。
昨年7月~12月に開催しご好評をいただいた企画の第5弾。今回は、約120年ぶりの本格修理を控えた国宝・五重塔です。特別公開の期間中、他の拝観者のいない早朝の時間帯に、僧侶の案内で特別に初層を貸し切りで拝観していただきます。塔は2023年から素屋根に覆われる予定で、外からだけでなく塔内からもその姿を目に焼き付けることができる貴重な機会となります。
こちらの受け付けフォームからお申し込みください。(※締め切りました。9月9日追記)
奈良のランドマークとも言える興福寺五重塔(2021年9月撮影)
五重塔の初層内陣の様子
朝の爽やかな空気の中、僧侶の案内で境内を散策します。その後、五重塔の初層を貸し切りで拝観します。内陣には、薬師三尊像、釈迦三尊像、阿弥陀三尊像、弥勒三尊像(いずれも室町時代)が心柱を中心にして四方に安置されています。特別公開の期間以外には入ることができない五重塔の内部空間をぜひ味わってください。
案内役は、26日が興福寺執事の辻明俊さん、30日が教学部副主任の南俊慶さんです。
2021年11月に開催した五重塔特別拝観の模様を紹介した記事はこちら。
《概要》
日程:9月26日(月)
9月30日(金)
時間:両日とも7:45~9:00
場所:法相宗大本山 興福寺(奈良市登大路町48、近鉄奈良駅から徒歩約5分、JR奈良駅から徒歩約15分)
参加費:3000円(五重塔の拝観料を含みます)
申し込み締め切り:9月8日(木)
定員:各日25人
※応募多数の場合は抽選
※参加が10人に満たない場合は開催を中止します。
※締め切りました(9月9日追記)
案内役:(26日)興福寺執事 常如院住職 辻明俊さん
つじ・みょうしゅん 1977年生まれ、奈良県出身。大学卒業後に興福寺に入山。寺では広報や企画事業に長年携わる。著書に「興福寺の365日」(西日本出版社)。
(30日)興福寺 教学部副主任 南俊慶さん
みなみ・しゅんけい 1987年生まれ、大阪府門真市出身。11年、東北大学大学院文学研究科修士課程修了。14年に興福寺に入山。諸尊にお供えする野菜づくりをライフワークとする。
《当日スケジュール予定》
7:30~7:45 「三重塔」前にて受け付け
7:45~8:20 僧侶の案内による境内散策
8:20~9:00 「五重塔」貸し切り拝観
※9:00以降も、引き続き「五重塔」を拝観いただけます。
※この行程では「五重塔」以外のお堂の内陣参拝はいたしません。ご希望の方は解散後、各自でお参りください。
《申し込み方法》
※受け付けフォームに必要事項をご記入し、お申し込みください。(※締め切りました。9月9日追記)
※定員は25人。申し込み多数の場合は抽選で参加者を決めさせていただきます。
※26、30両日ともお申し込みいただくことも可能です。
※当選された方には9月9日頃に事務局より参加費お振り込みについての返信をお送りします。お支払いは郵便振替になります。入金確認後、申し込み確定とさせていただきます。
※キャンセルのご連絡もEメールでお送りください。9月20日以降のキャンセルは受け付けません。
《注意事項》
※新型コロナウイルスの感染状況により、開催を中止することがあります。
※法務の都合で、案内役の僧侶が変更になることがあります。
・新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、当日の体調が優れない方、風邪のような症状がある方はご参加をご遠慮ください。当日、集合時に体温を測定させていただきます。37度5分以上の方は、ご参加をお断りすることがあります。
・当日はマスクの着用をお願いします。
・ご記入いただいたメールアドレスなどの個人情報は、本イベントのご連絡・運営に利用するほか、毎日新聞社および「つなぐ寺」のご案内に利用することがございます。
・イベントの模様は「つなぐ寺」のWebサイト、広報物等で使用させていただく可能性がございます。
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