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執筆者の写真つなぐ寺 事務局

【終了】Otonami(旧WABUNKA)との連携プラン 織田有楽斎ゆかりの古刹で味わう京料理とお茶席

更新日:3月7日


正伝永源院の境内には、国宝の茶室「如庵」の写しが建つ


【※このプランは2024年3月で終了しました】


普段味わえない特別な体験プランを紹介する予約サイト「Otonami(旧WABUNKA)」と連携し、京都・祇園にある建仁寺の塔頭・正伝永源院(しょうでんえいげんいん)での特別体験プランを企画しました。


京都屈指の繁華街のすぐ近くにありながら、街の喧騒を感じさせない穏やかなたたずまいを見せるこの古刹は、織田信長の弟・織田有楽斎長益と深いつながりがあります。明治の廃仏毀釈の影響で「正伝院」と「永源庵」という二つのお寺が一つになった経緯がありますが、その「正伝院」を中興したのが有楽斎なのです。普段は非公開で特別な時しか拝観できませんが、2021年に有楽斎の没後400年という節目を迎えたことを機に、特別プランにご協力いただくことができました。


正伝永源院の庭園


有楽斎は茶人としても名を残しました。正伝永源院ではその精神を受け継ぐ「有楽流茶道」を伝えており、特別プランではその有楽流によるお茶席を体験していただけます。



2021年11月に営まれた武野紹鷗供養塔の開眼法要の様子


また2021年秋には、奇跡的な出来事が起きました。

千利休の師として知られる茶人・武野紹鷗の供養塔が、約100年ぶりに戻ってきたのです。供養塔は堺に建てられていましたが、紹鷗を慕う有楽斎が正伝院に移し、寺で大きな存在感を放っていました。しかし明治の廃仏毀釈の影響で、関西財閥の藤田家の手に渡ります。それが、偶然にも有楽斎400年忌のタイミングで寺に戻ることになったのです。11月13日、有楽斎の忌日法要に合わせて営まれた開眼法要では、関係者らが涙を流して喜んでいました。


その経緯は毎日新聞でも報道しています。記事はこちら


特別プランでは、この供養塔もじっくりとご覧いただけます。

ご案内役は、真神啓仁(まがみ・けいにん)住職。臨済宗建仁寺派の法務部長でもあります。体験プランでは、お寺の歴史や受け継がれてきた祈り、有楽斎の心などについてお話しいただき、お茶席でも亭主を務めていただきます。


詳細、お申し込みはOtonamiページから。

【※このプランは2024年3月に終了しました】


ここだけの特別な体験をぜひ味わってください。 

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